番外編:アイスランド旅行記➃
番外編:アイスランド旅行記➃「インサイドボルケーノ(火山の中探検)」編です。
アイスランドには世界で唯一、内部に入れる火山(Dormant volcano:休火山)が存在します。
このツアーは比較的新しく2012年から一般的にできるようになったツアーです。
他の旅行会社さんを通して申し込むより、直接サイトへ行って申し込む方が安いです。
旅行会社を通したからといって日本語ガイドが付くわけでもありませんし、直接申し込む事をお勧めします。英語が苦手な方は他の日本語のサイトで持ち物を確認しましょう。
火山の発見
ガイドさんが、火山の発見までの経緯を説明してくださいました。
最初は丘だと思っていたなんて、灯台下暗しというかなんというか。
案外貴重なものは地元民には発見されにくいものなのかもしれません。
火山までの道のり
レイキャビークからある程度の所までバスで運んでもらえますが、火山までの道は険しいので途中降りて歩いて火山まで行かなければなりませんでした。
山小屋までのハイキング
火山の入り口まで行くのに途中のベースキャンプと呼ばれる山小屋まで40分くらい歩く必要がありました。
これが実際の穴の写真です。
山小屋から火山まで
山小屋までの道のりも風と雨が激しく、辛いものでしたが山小屋から火山までの道のりはもっと辛いものでした。
強風+雨の中10分かけて移動しました。
冗談なく風が強く、死ぬかと思いながら必死で登ったのを覚えています。
火山の中
火山の内部は年中5℃ー8℃(大体冷蔵庫の中と一緒)です。
私たちが行った日は強風+雨で外が確か4℃くらいだったのでむしろ火山の内部は暖かく感じました。
エレベーター
エレベーターを使用する時には命綱をつけました。万が一エレベーターが落下しても人は助かる仕組みになっています。
穴の深さが、アメリカにある自由の女神がすっぽり入るくらいなので結構深いです。
降りている時もガイドさんが色んな話をしてくれました。
映画のCenter of the Earth(センターオブジアース)のラストシーンで火山噴火に水蒸気を大量に発生させて脱出するシーンがあるんですが、その場面を想像させられました。
↑上に見えている光が出口です。
様々な色の溶岩
溶岩(Lava)は赤っぽい色が多く感じましたが、よく見ると緑や青もありました。
違う種類のミネラルが析出して沢山の色を作っているそうです。
↑壁は色とりどりの溶岩。上の方にマグマの動いた跡の縦じまが見られる。
火山から山小屋へ
火山の中は、雨風が無く平穏だったのですが山小屋へ帰るまでが大変でした。
雨が小石のように痛いって想像もしていなかったので驚愕でしたよ…。
本当にハードな日でした。
ラム肉のスープ
山小屋に戻り、ラムのスープをいただきました。
*写真はイメージです。
凍え切った身体にはこのラム肉のスープが染みわたりましたー。
おまけ
旦那氏は極度に寒い所に行くとアレルギー反応が出ます。
蜂に刺されたみたいにマブタが腫れぼったくなります。
最初に見たときは可哀想で仕方なかったのですが、この日は何度もマブタが腫れたので最後の方は笑ってしまった…(ゴメンネ)
おまけ2
救急車の横に一輪の担架もあったので、それで運ばれたんだと思います。
海外で病院のお世話になると高額の請求をされることがありますので、万一に備えて保険にはしっかり加入することをお勧めします。
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